赤門

住  所
文京区本郷7-3
アクセス
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」下車

渋滞いっこうに進まない本郷通りを通るとき、この門が見えると少しほっとします。そこで車から降りて、赤門をくぐると中は東大のキャンパス。喧噪から束の間逃れて気持ちが落ち着きます。

ベンガラ(顔料)を混ぜた漆で赤く塗られたこの門は、加賀藩主前田家上屋敷の御守殿門というのが正式な名前。国の重要文化財に指定されています。このような朱塗りの門は、将軍家の娘と婚姻した大名にしか許されなかったそうです。文政10年(1827)、加賀藩主前田斉泰に11代将軍家斉の娘溶姫が嫁いだときに建てられました。この威容を誇る門は将軍家の娘のために建てられたものだったのですね。

江戸時代、この辺りは大名屋敷がたくさんありました。江戸の都心からは少し離れて大名屋敷が建ち並んで、民家は道の片側にしかないところから西片(農学部から白山に向かうあたりにあります。トライも昨年の5月まではここでした)という地名ができたのだそうです。

1990年にひび割れの目立ってきた赤門の全面塗り替えがありました。大量の漆を使ったこのお色直しは5500万円もかかったということです。