「制作における『不可能』を
『可能』にしてくれるのがトライさん」

トライに制作物をご発注いただくようになった経緯や理由についてお聞かせください。

トライさんとのお付き合いは2007年あたりまでさかのぼります。2007年は、世界のボーイスカウトが100周年を迎えた記念の年で、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）さんと我々ボーイスカウト、ガールスカウトさん、国連UNHCR協会さんの各団体が一緒になって、「平和」をテーマに様々な活動を展開していました。当然、互いの印刷物に目を通す機会もあり、その際に「各団体の印刷物の多くが、どうやら同じ業者さんによるものらしいぞ」と気づいたんです。ほかにも、UNHCRさんの事務所にお邪魔して打ち合わせをしていたら、トライの営業さんをお見かけすることがあったりして（笑）、「我々のような団体に強い会社さんなんだな」と認識しました。案の定、制作物について何か相談すると、類似業務の実績が豊富なだけあって、いつも的を射た提案してくださるんです。これは当時も今も、きっとこれからも、トライさんを選ぶ理由の一つだと思います。

具体的に、どのような提案に魅力を感じてくださったのでしょうか？

私どもの団体には、専門的な用語や独特の言い回しが数多くあるため、文章については基本的に内製化しています。なので、トライさんには主に「見せ方」をご提案いただくことが多いですね。ありがたいのは、私どものことをよく勉強してくださっていること。私たちのオーダーの仕方がやや曖昧でも、こちらの意をきちんと汲んだ提案をしてくださることに、毎回感心しています。例えば、昨今、子どもたちの教科書となるハンドブックを10数年ぶりに全面改訂したのですが、「『読んで理解するハンドブック』から『見てわかるハンドブック』にしたい」とお伝えしたところ、今どきの子どもたちを惹きつけるイラストのタッチや登場するキャラの設定までご提案くださいました。おかげさまで、新しいハンドブックは、子どもたちをはじめ、団体の内外から大好評です。他にも、日本全国を回る大規模キャンペーンを実施した際には、行く先々で配布する印刷物の制作はもちろん、大量の制作物を一時保管するための倉庫の確保や各会場へ発送までしていただきました。もはや「業務外なのでは？」と思うようなことにもご対応いただいていることから、私たち職員の間では「制作における不可能を可能にしてくれるトライさん」という位置づけで存在しています。にもかかわらず、価格が良心的なんですよね。これは、私どものような非営利団体にとっては、業者さんを選定する上で、非常に重要なポイントであることは言うまでもありません。

トライのスタッフの対応についてはいかがですか？

私どもの団体について詳しい方が営業担当をしてくださっており、大変やりやすく助かっています。基本的には営業の方とのやりとりになりますが、制作が始まるとトライさんの各部署の方とも直接やりとりをすることがあり、その時に思うのは、どの部署の方が出てきても認識を共有できているということ。営業サイドと制作サイドの連携がしっかりとできていることが、スピード感につながり、ひいては制作物のクオリティの高さにもつながっているのだと思います。

これまでの制作物で最も印象に残っているものは何ですか？ また、これからのトライに期待することも併せてお聞かせください。

チラシ、冊子、書籍などの紙媒体をはじめ、展示用パネルやWEB、ECサイトまでお世話になっており、その都度、私どもの期待以上の仕上がりにしていただいています。なので、何か1つを取り上げるのはとても難しいですね。この質問の回答でさえ、トライさんに「どれを選ぶのがいいですかね？」と頼ってしまいたくなるくらい、これまでもこれからも頼りにしています（笑）。ただ、私どもの団体は時代の変化に即した活動をしていくことが求められるため、制作物においても同じことが求められます。そういう意味では、今まで以上に新しいアイデアをいただきたく、また、業務の幅もより一層広げていただけたら、私たちとしてもこれまで以上に心強く思う次第です。