新江戸川公園

住  所
文京区目白台1-1
電  話
03-5803-1252
(文京シビックセンター みどり公園課)
アクセス
東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」下車 徒歩15分
都電「早稲田駅」下車 徒歩7分
開園時間
2~10月 9:00~17:00まで(但し、入園は16:30まで)
11~1月 9:00~16:30まで(但し、入園は16:00まで)
休 園 日
12月28日~1月4日

東西線早稲田駅のほど近く、神田川の流れる目白台に新江戸川公園があります。幕末のころ、この地は熊本五十四万石を統治した細川家の下屋敷で、1882年(明治15年)に細川家の本邸となりました。1959年(昭和34年)に東京都が買収して都立公園として開園し、後に文京区に移管。江戸川橋のすぐ西側に江戸川公園があったので、新江戸川公園と命名されました。

立体的眺望が特徴の回遊式泉水庭園で、目白台台地が神田川に落ち込む斜面の変化を巧みに利用。山に見立てた台地の湧き水を庭園の中心に位置する大泉水に取り入れ、流れに沿って野草をあしらっているのが特徴です。
入口の門を抜けるとすぐ正面に大泉水が見渡せます。台地をぐるりと巡る園路は自然の尾根道のようで、ところどころに開けた空き地があり、ベンチが置かれています。一部のベンチからは神田川に沿って咲く見事な桜並木を望むことができます。

入口横の案内板には園内の季節の風景が
紹介されています

園路を進むにしたがって、移り変わる池の眺めやその背後の山並みを楽しむほか、山道からは樹々の間に見える大泉水の眺めが美しく印象的。また、正門のちょうど反対側からは、池を借景として入口横にある松声閣が望めます。松声閣はもと細川家の学問所だった建物で大正時代の歴史ある建造物です。
さまざまな眺望を楽しんで園路を一周したあとは、最初に見た風景を振り返るように設計されており、散策の余韻を味わうことができます。

春は大泉水に舞い散る桜の花びらが美しく、秋には美しい紅葉が水面に映し出されます。また、毎年11月下旬になると、大泉水のほとりにある5本の松の枝を雪から守るため、わら縄で枝を吊る「松の雪吊り」を実施。張られた縄が綺麗な傘形になった様子は見応えがあります。松の支柱上部の飾り(わらぽっち)は省略されることもありますが、新江戸川公園では省略を行わずに取付けているのも特徴です。
山道の途中には、細川家に伝来する歴史資料や文化財などを公開している「永青文庫」へと抜ける門扉が設けられており、10時~16時までは2つの施設を回遊することができます(毎週月曜日、永青文庫の「展示替え期間」と年末年始は通行できません)。

規模は比較的小さい庭園ですが、桜や紅葉のシーズンには遠方からの来園客も多く、武家庭園の面影を残す観光スポットとして人気があります。
また、新江戸川公園は、関口台公園のツツジ、新大塚公園の桜など、文京区立の代表的な公園を街路樹のある道で結んだ散歩道「緑のウォークラリー」のコースにも含まれています。近隣には、永青文庫のほかに講談社野間記念館やギャラリーなどのアートスポットもあるので、美術鑑賞後に都会の緑を辿って散策を楽しんでみるのもオススメです。